環境整備(感染対策)の基本

<空気感染とは何でしょうか?>
 おおざっぱに一言で言ってしまえば「最も感染力の強い経路」といえますが空気感染を起こす感染症はあまり、ありません。

あえて言うなら結核(専門病院に転院)・麻疹(はしか)・水疱(みずぼうそう)です。

それでは、具体的な予防策ですが、空気感染の危険がある部屋から空気が漏れないように【陰圧】する事が大切になりますが、陰圧室が有る病院は少ないですよね。

空気感染の疑いが有る患者は最低限個室に移す事から始めましょう。


<飛沫感染とは何でしょうか?>
患者が咳きをしたときに、1m〜2m飛んで落ちる事をいいます。

インフルエンザ・おたふく風邪・はしか・マイコプラズマ肺炎などが飛沫感染になりますが、あまり神経質になる必要はありません。

具体的な予防策として、ベッドの間隔を2m程度あけるか、カーテンなどで完全に仕切ってしまうかで対策は良いでしょう。

入室時、看護師・医師はサージカルマスクの着用がこのましいです。


<接触感染とは何でしょうか?>
手を介して感染することで、最も注意が必要な感染経路です。

どこの病院でも手洗いを徹底していると思いますが、接触感染が一番多い(80%以上)の感染経路と言われています。疥癬・ノロウイルス・O−157・MRSA・VRE・緑膿菌など新聞によく出ている感染症が起こっています。

それでは、具体的な予防策として、手袋着用・水を通さないエプロンが有効的です。
ここで注意しないといけないのが、環境にも菌が付着していると言うことです。ドアノブ・床頭台・ベッド・ロッカー・便器等書き出したらきりがないほどありますが清掃に十分注意をして行わなければなりません。

これに関する詳細は長くなりますので、もっと詳しく後で扱うことにします。

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