環境整備(感染対策)をはじめる前に。

 感染対策・環境整備をはじめる前に

 まず、環境整備をはじめる前に絶対に知っておかなければならないことがいくつかあります。

 みなさんにとって大事なことですので、必ず目を通してください。

 1つ目はスタンダードプリコーションです。

  標準予防策としてすべての血液・体液には一切素手で触らないというものです。

  具体的に言うと、院内で見る血液(HIV陽性)・痰(MRSA)・尿(VRE)と全てが感染するかも

  知れないと思い、 処理(清掃)を行う事が環境整備にあたり大切になってきます。

 とはいい、熟練の看護師・医師は今までのやり方から変えるのは難しいと思います。

 無理が生じる環境整備は失敗する原因です。

 2つ目は感染経路別予防策です。標準予防策と兼用して行う
 

   ①空気感染・予防策(3m程度空中を浮遊)
 ②飛沫感染・予防策(1m〜2m飛びます)
 ③接触感染・予防策(手から人・物に感染・付着)

 

   その他、医療機・道具を介して感染・昆虫によって運ばれる場合等がありますが、
 

 上記1〜3が基本となります。 接触感染予防を徹底する事で、8割の感染対策・環境整備が出来る

   と言われています。 みなさんは、上記を基本にどの予防策が必要かを決め実行して行く

   ことが大切です。

 上記内容が基本となりますが、ここで分かってもらいたいのが、環境整備には保証がない!

 ことです。どのように感染対策を行うかは病院(個人)の自由ですが、院内感染による損失(病院・個人)は

 誰も補償してくれません。

 環境整備はすべて自己責任のもとで行う!という事です。世の中では、うそをついたり

  デマ(有効性がない商品)が流れたりすることがよくあります。

 まずは疑ってかかるくらいがちょうどいいと思います。


 自分の身は自分でしか守れません。  

 …このように環境整備をはじめる上では、いろいろなルールがあります。

 
 最初からいろいろなことを知っておくことは非常に大切です。もし、「これ初めて知った!」

 という内容がありましたら、しっかり覚えておいてください。
 

 次からは「クリーンルーム設備の仕組み」に入ります!

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